独身男の投資戦略② ―含み益1,000万円を突破した方法― 長期投資の難しさ

こんにちは。Kazです。一昨日は米国株式市場の上昇をこれまで牽引してきたNVIDIA社の株価が16.86%下落、NASDAQ指数も3%近く下落する等、荒れ模様の相場でした。(本日時点では、市場が冷静さを取り戻したのか値をだいぶ戻しています。)

さて、私の実践する基本的な投資戦略(長期・分散・積立)は極めてシンプルで、また一般的にも推奨されることの多い手法です。

しかし、利益を積み上げるために必須の長期投資を継続することは実は結構難しいのです。

長期投資は難しい

長期投資は難しい。ほんとうでしょうか?

これについて、新NISA(個人向け株式投資税制優遇の拡充)制度が開始して1年のタイミングで行われた興味深いアンケートがあります。

以下をご覧ください。

NISAをはじめた理由は、「将来に向けて資産を増やしたいから」が72.0%と最も多く、次いで「老後の資金を確保するため」が49.8%、「銀行の金利が低いから」が23.6%という結果になりました。

~中略~

NISAを利用したことがある人で、資金が必要でないのに売却したことがある人は41.8%と4割以上いることがわかりました。

(出典元:ベター・プレイス調べ)
https://bpcom.jp/newsrelease/pressrelease/20250128-4759/

つまり、10年、20年後と将来に向けて株式投資を始めたのにも関わらず、4割以上の人が途中で「資産の一部または全部の売却を行う」という目的と矛盾した行動をとっているのです。

直近でこの結果ですから、5年、10年、20年と投資を継続できる人が少ないことは容易に想像できるのではないでしょうか。

なぜ長期投資は難しいのか

なぜ長期投資は難しいのか、先程のアンケート結果の続きから分かることがあります。

資金が必要でないのに売却したことがある人に理由を聞いたところ、「値上がりしたので利益を確定するため」が47.9%と最も多く、次いで「値下がりしたから」が27.7%、「ほかへの投資に切り替えるため」が24.5%と続きました。

(出典元:ベター・プレイス調べ)
https://bpcom.jp/newsrelease/pressrelease/20250128-4759/

資産売却理由の1位が「資産価格の値上がり」、2位が「資産価格の値下がり」となっているようです。

近年、特に2024年は相場環境が良かったので、利益を確定された方が多いのかもしれません。

下落相場になった場合は逆の結果になることもあるでしょう。

いずれにしても、短期的な資産価格の変動が拙速な資産売却という判断につながっていることが分かります。

まとめ

長期的な資産形成を目的として投資を始めた人の多くが、短期的な値動きにとらわれて資産の早期売却を行ってしまうことが分かりました。

次回はこの長期投資の重要性を理解し実践する私なりの心構えや考え方を紹介します。

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