独身男の投資戦略③ ―含み益1,000万円を突破した方法― 長期投資の重要性を理解し実践する

こんにちは。Kazです。

さて、前回の記事では長期投資を実践できる人はそう多くないという事実を紹介しました。

今回は長期投資の重要性を理解し、さらにそれを実践するための心構えについて説明します。

長期投資の重要性

長期投資はなぜ重要なのか。

米国の代表的な株式指数であるSP500を例に見ると、これまでに幾多の大幅下落を乗り越え、現在まで最高値(過去30年間で8倍以上に上昇)を更新し続けています。

過去の主な下落相場と下落率

名称時期下落率
ITバブル崩壊2000年約49%
リーマンショック2008年約56%
コロナショック2020年約30%
金利・インフレショック2022年約25%

つまり、これらの定期的に発生する下落相場で一度でも投資をあきらめてしまったら、30年間で8倍という非常に大きなリターンを得ることができなかったと考えることができます。

私が長期投資を実践する理由

株式投資を始めたばかりの人はなぜか短期のトレードで利益をあげることができると考えます。

私もそうでした。

「値動きを見て株価が下落したときに購入、上昇したら売却をすればいいだけ」

簡単に思うのでしょう。

しかし実際に行うとこれが非常に難しいのです。

結局、株式投資を始めて数カ月間、私は利益を上げることができませんでした。

もちろん短期トレードを否定する気はありませんし、実際に結果を出される方もいます。

しかし、一般的な会社員であればずっと相場に張り付いているわけにもいきません。

そもそも機関投資家や専業投資家がしのぎを削っている世界ですから素人にとってはハードルが高すぎるのでしょう。

つまり株式投資で利益をあげるためには必然的に長期投資をする以外にないと気が付いたのです。

大金を失う前に気づいてよかったかのかもしれません。

長期投資を続けるためには強い気持ちが必要

短期トレードでは結果を出せないと気付いてからは、毎月一定額、主としてSP500インデックスファンドを購入するというシンプルな投資手法を取り入れました。

しかし、その数か月後試練が訪れます。

2020年2月に起こったいわゆるコロナショックです。

今となっては大したことはありませんが、その当時数十万円の含み損になってしまいました。

含み損の状態になり、日々減っていく自分の資産を見ると、もっと大きく損をするのではないかと考え、損失を確定したくなる心理が強く働きます。

おそらくここで売却をしていたらその後投資を再開することもなかったでしょう。

自分の中では最初の下落相場を乗り越えられたことが非常に大きかったと思います。

これ以降も相場の急落は度々ありましたが、何度も経験しているうちにだんだんと慣れてくるのです。

投資を始めたころは一日に数万円の資産価値の上昇・下落で一喜一憂していました。

しかし投資を始めて6年近く経過した今は一日で数十万円の資産変動が日常的に発生していますが、あまり気になりません。夜もぐっすり眠れます。

つまり、長期投資は続けるほど、より続けることができるようになるのです。

まとめ

今回は私の経験から、以下のように長期投資の重要性とそれを実践するために必要な心構えを紹介しました。

・一般人は長期投資以外で利益を上げることは難しいと理解する。

・下落相場は必ず訪れるということを認識しておく。

・特に最初の下落相場は強い気持ちで乗り切ることが重要。

インデックス投資であれば手法は誰でもそう変わらないため、むしろメンタル面で結果に差が出るのではないかと思います。

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